アンコールワット、アンコールトム、バンテアイ・スレイ、プリヤ・カン等の写真集


南大門


 南大門の上部には東西南北を正確に向いた4面仏顔が彫られている。建築物に人体像が彫刻される例は他の宗教建築にも多く見られるが、アンコール遺跡群に見られる仏面像は建築物に対しての比率があまりにも大きい。いたるところに見られる仏面像は優しく微笑みかけるような表情をしているが、それが故に不気味に思える一瞬さえある。長い年月カンボジアの住民を見守りつづけてきたのだろうか…。
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